コーヒーマイスター・・・直訳すると珈琲職人。
この四文字熟語にしてしまうとお堅いイメージになりますが、つまりワインで
言うところのソムリエにあたるというのが一番わかりやすい喩えになるでしょうか?
この日本にもスペシャルティーコーヒー協会という、コーヒーに携わる方々で 設立した
団体が発行している認定資格があり、かく言う私もその資格取得者
であります。これはコーヒーに関するすべて、すなわち歴史に始まり植物学、
生産国と消費国の流通から派生する経済学はもとより、豆の見た目、香り、
そして味でその種類と煎り具合と配合を見極めなければならないなどの知識、
技術、そして経験が問われるものです。
ちなみにコーヒー豆の生産量世界一の国、ブラジルには「クラシフィカドール」
というコーヒー鑑定士がいて、ここでは外貨獲得のもっとも有力な商品の一つ
という事もあり、その資格取得には国家試験を課しております。
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